メールシステムにおいてサーバ単位で、以下の設定ができます。
サーバで受け入れるE-mailの最大サイズ
リレーモード。リレーはメールの送信にのみ影響します。サーバでのメールの受信方法は一切変更されません。メールリレーは次の3つのモードのいずれかで動作します:オープリンリレー、クローズリレー、認証リレー
オープンリレー - このモードを選択すると、すべてのホストコンピュータがこのサーバ上のすべてのドメインのメールサービスを、メールの送受信に使用できるようになります。このモードではパスワードが要求されません。
クローズリレー - このモードを選択すると、ローカル(サーバ上にあるドメインへ/から)でのメールの送受信のみ許可されます。ただしホワイトリストでリレーを許可されたホストは例外となります。
認証リレー - このモードを選択すると、ユーザ名およびパスワードの認証に通ったすべてのホストコンピュータがサーバ上のドメインメールサービスを利用できるようになります。
POP3 - メールを送信する前にPOP3ログインが要求されます。ロック時間フィールドでは、ログイン後にメールを送信するのに与えられる時間を設定します。ロック時間の間は、このIPアドレスから送信されるすべてのE-mailはパスワードなしで許可されます。
SMTP - smtp認証(Pleskメールシステムでは LOGIN、CRAM-MD5、PLAINメソッドのsmtp認証に対応しています)ではE-mailを送信するたびにパスワードが必要となります。
ホワイトリスト。常にリレーを許可されるIPアドレスを定義するために使用されます。 IPアドレスとマスクのセットで指定します。
ブラックリスト。メールを受けとらないメールドメインを定義するために使用されます。
MAPSスパムプロテクション。MAPS spamプロテクションはスパムメールから顧客を守るメール拒否システムを有効にします。
サーバで使用可能なメールアカウント名のタイプ。
メールシステムを設定するには、以下の手順で実行します。
サーバ管理ページで
(メール)アイコンをクリックします。メールシステム管理ページが開きます。
サーバーで許可する最大メールサイズを設定するには、[最大メールサイズ入力]ボックスをクリックして、適切な値をキロバイトで入力します。
メールシステムのリレーモードを設定するには、該当するラジオボタンを選択します。認証が必要なリレーに設定するには、[認証を要求する]ラジオボタンを選択します。次にPOP3、SMTPもしくはその両方から認証のタイプを選択します。
メールユーザが推測されやすいパスワードを使用するのを防ぐため、ディレクトリのメールボックスのパスワードをチェックする機能を使用します。
MAPSシステムを有効にするには、[MAPSスパムプロテクションを有効にします]チェックボックスをチェックして、MAPSゾーンフィールドにMAPSゾーン名入力します。
POP3/IMAPアカウントに使用するメール名のタイプを設定するには、適切なラジオボタンを選択します。2つの選択肢があります:1) 短いメール名 (例: webmaster) とフルメール名 (例: webmaster@domain.com) のどちらも使用する 2) フルメール名のみ使用する設定を更新する。
ブロックされたメールドメインのサーバ規模でのブラックリストを管理するには、[ブラックリスト]タブを選択します。ホワイトリストを管理するには、[ホワイトリスト]をクリックします。
設定が終わったら[OK]をクリックします。